【香川県】素敵すぎる場所がたくさんある!うどんだけじゃない香川

香川県は、瀬戸内海に面した四国の北東部に位置する県です。全国で最も小さく、平地と山地がおよそ相半ばしています。気候は四季を通じて温暖少雨です。県章は、香川の頭文字の「カ」をデザインしたもので、県花・県木「オリーブ」も葉も表現されています。

瀬戸内海の自然豊かな景色やマリンスポーツ、瀬戸内芸術祭などのアートなど、さまざまな魅力が揃う香川県の有名な特産品は、みなさんご存知の「うどん」です。2011年には香川県観光協会が、「香川県を『うどん県』に改名しました」と発表したことが話題になりました。もちろん正式な改名はありませんが、うどんを愛する県であることには間違いがありません。

金刀比羅宮

「さぬきこんぴらさん」として親しまれている金刀比羅宮は、象頭山の中腹に鎮座し、古来より海の神様、五穀豊穣・大漁祈願・商売繁盛など広範な神様として全国から信仰をあつめています。その最大の特徴は、御本宮まで続く、785段もある石段。海抜251mの高さから見渡すまち並みは絶景です。登りきった後には、清々しい気持ちで参拝をすることができるでしょう。

世界最大の「瀬戸大橋」

香川県と岡山県を直結する本州四国連絡橋のひとつの「瀬戸大橋」は、2層構造の道路・鉄道併用橋で、6つの橋梁から成り立っています。吊橋、斜張橋、トラス橋など、世界最大級の橋梁が連なる姿が壮観です。毎週土曜と特定の日には、日没よりライトアップがされロマンチックな雰囲気が楽しめます。

父母ヶ浜海水浴場

「まるでウユニ塩湖のよう!」と、美しい水鏡が見られるとSNSで話題になりました。父母ヶ浜海水浴場は、約1kmもある美しいロングビーチからなり、遠浅のため干潮時に潮だまりがあちこちに現れます。波の影響を受けない大きな潮だまりに映る景色や、沈む夕日がつくりだすグラデーションは息をのむほどの美しさです。

島まるごとアート!「直島」

瀬戸内海に浮かぶ直島には、島全体にアートが点在し美術館や個性的な建築だけでなく、銭湯や宿泊施設、カフェ、公園など、どこにいてもアートを感じることのできる島です。古い町並みや古民家とアートが融合したノスタルジックな雰囲気は、時が過ぎるのを忘れてしまいそう。

ご当地グルメといえば

うどん

絶対に外せないご当地グルメNo.1はやっぱり、讃岐うどんです。のどごしがよく、コシの強い麺、もっちりとした食感と、いりこの効いた出汁は、何杯でも食べたくなるご当地グルメ。各店舗によって、強いこだわりを感じられます。今や全国でも親しまれている味です。

骨付鳥

丸亀市が発祥のご当地グルメです。骨つきの鶏もも肉に塩やコショウ、にんにくなどのスパイスで味付けをしてオーブンでじっくり焼き上げた料理です。外はパリッと中はジューシーな食感が味わえます。

かっしゃ焼き

見た目はたこ焼きに似た粉もので、中にはタコの代わりにカレー味のついた鶏肉が入っています。たこ焼きよりも柔らかめのトロトロとした食感を楽しめるグルメです。

オリーブ

香川県のオリーブ栽培は全国一位で、その収穫量は95%以上を占めています。オリーブを使ったオイルやソーメン、ジュース、化粧品などさまざまな商品が作られています。また、獲れたてのフレッシュなオリーブを塩漬けにした「オリーブの塩漬け」はサクッとした食感と爽やかな香りが絶品です。

小高朋子(kotaka)
1982年、神奈川県生まれ。アパレル、映像制作会社を経てフリーのライターへ。農業・食・旅を中心に取材記事を執筆する。
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