【埼玉県】「だ埼玉」なんて言わせない!埼玉県の魅力を紹介します
埼玉県は関東平野の内部に位置する内陸県。首都圏の中では、地味な印象を持っている方も多いかも知れません。ときに「だ埼玉」と不名誉なあだ名を付けられたり、「何もない」と言われることもありますが、実はあの人気の観光スポットも埼玉だったりするんです。それでは、魅力ある埼玉県をご紹介していきましょう。
まずは、基本的な情報から見ていきましょう。
人口と主要都市
埼玉県の人口は7,335,344人 。男 3,656,739人・女 3,678,605人。世帯数は 3,148,015世帯です。(埼玉県HP)
主要都市は大宮、浦和(いずれもさいたま市)、川口市、川越市、所沢市などがありますが、これらの都市以外にも、春日部市や草加市など有名な市が多くあります。実は埼玉県は市の数が日本一多く、埼玉県人であっても行ったことがない市のことは知らないことも多いのです。(2019年7月時点で39市あります。2位は愛知県の37市です。参考:e-Stat)
埼玉県の全体像
埼玉は歴史にちなんだ産業、祭り、伝統工芸品などが豊富であり、地域によって特色が異なる歴史や文化に触れることができます。都心から近いことから、大都会の一面を見せる他、大きな川に囲まれるなど自然も豊かな地域です。
また東京オリンピックでは、5競技が県内で行われ、アジア初となるラグビーワールドカッ2019年の会場になっているなど盛り上がりを見せています。また映画「跳んで埼玉」は埼玉を自虐的に描いた漫画を実写化されており、より埼玉を知るきっかけとなったのです。
主要生産物や名物は?
狭山茶
「色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でとどめさす」と詠われているように、日本三大銘茶のひとつに選ばれているのが狭山茶です。狭山市や入間市、所沢市などの狭山丘陵地域には茶畑が広がり茶摘み体験をすることができます。
なまず料理
埼玉県は海に面していないのですが、伝統的に川魚料理を食べます。その歴史は400年以上です。特に吉川市は江戸川と中川に挟まれた街であり、古くからなまずを食べることで知られ、なまずの天ぷらやかば焼きなどは他で食べことはほとんどできません。
名所
あけぼの子供の森公園
「埼玉のムーミン谷」と呼ばれている公園が飯能にあります。ムーミン谷に来たような可愛らしい小屋や橋が並んでいます。またムーミンのテーマパークも開業してさらにもりあがりを見せています。
長瀞の川下り
埼玉県には、荒川や利根川などが流れ込み、県土に占める水辺空間の割合は約5%、河川面積だと3.9%で日本一です。そのため、海がなくても十分に水辺で遊ことができます。。観光名所としても人気のある長瀞では、ライン下りやカヌーなどを楽しむことができます。
さきたま史跡の古墳博物館
埼玉県は、古墳を中心とした史跡に恵まれている場所です。これらの歴史を知ることができるさきたま史跡の古墳博物館がおすすめであり、様々な体験イベントが行われています。
さきたま史跡の古墳博物館のあるさきたま古墳公園では、9基の大型古墳を今でも見ることができます。
水子貝塚公園
現在埼玉県は海に面していないのですが、縄文時代前期(約5500年~6500年前)は海に面しており多くの貝塚が今でも残っています。中でも水子貝塚公園では、縄文時代の人々の暮らしや石器時代の石器群、そして貝塚を公園内の資料館で見ることができるのです。資料館の他にも、縄文時代の暮らしを知ることができる竪穴式住居を見学したり、様々な体験イベントに参加したりできます。
小江戸川越
都心から約30kmに位置し、電車でも1時間前後と便利な場所にあります。小江戸とよばれるように江戸時代の風景が残り毎年多くの観光客が訪問しています。蔵造の建物が並ぶ一番街エリアは特に人気であり、鐘の音や横丁、人力車など他ではなかなか味わうことのできない魅力のある街なのです。
小京都は全国に数多くあるのですが、小江戸と呼ばれるのは全国でも川越だけです。川越で江戸の文化を存分に味わっていただきたいです。
その他にも、春には秩父・羊山公園の芝桜が見頃を迎えると、一帯を染める色とりどりのピンク色と菜の花の黄色のコントラストはまさに絶景です!また、日高・曼珠沙華の里「巾着田」では、9月から10月にかけて日本一の群生地として、一面に咲き誇る真っ赤な曼珠沙華を楽しむことができます。
産業
埼玉は歴史や、風土にあわせた地域ならではの地揚産業が盛んです。古くから職人がいることでも知られ、岩槻や鴻巣などのひな人形、草加せんべい、春日部羽子板、秩父木材、小川和紙、加須こいのぼりなど様々な地域に特化した産業が盛んです。
埼玉鍍金や川口機械、川口鋳物のような機械や金属にも埼玉県は多く係っています。日本全国でATMやコンビニなどで使われている防犯用のミラーは埼玉で作られているなど、職人の多い県としても有名なのです。
それぞれイベントが行われているため、埼玉へお越しの際は体験をしていただくことができます。
地域ならではのソウルフード・ご当地食材
ゼリーフライ
恐らく埼玉でも行田市周辺でしか見ることができないでしょう。おからをメインとして衣を全く使わずに、素揚げします。コロッケのような感じなのですが、コロッケとはまた違ったおいしさがあります。
武蔵野うどん
埼玉県には至るところにうどん屋さんがあります。埼玉県は生産量が全国で香川県に次いで2位なのです。コシノ強い太麺が特徴で、武蔵野うどんと呼ばれております。武蔵野台地は浸水量が多いことから、質の良い小麦が生産されたことからうどんが人気になりました。(参照:Jcastニュース)
いかがでしたか?
実は、埼玉県にはたくさんの魅力が溢れているんです。ぜひ、お出かけしてみませんか。
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