クラウドリアルティ

フィンテックの国内注目スタートアップCrowd Realtyのサイトは、主要な導線に提供するサービスと企業の情報が混在しており、エンドユーザーにとって情報構造がわかりにくいという課題がありました。そこで私たちは、改めてサービスサイトに必要な情報と、コーポレートサイトに必要な情報に振り分け、Web施策の全体構造を整理した上でコーポレートサイトの新規立ち上げをしました。

同社にとって初めてとなるコーポレートサイトの制作。サイト制作で必要となる表層的なコンテンツの整理だけでなく、密な打ち合わせをしながらコピーの原案づくりをすることで、会社の理念を定めることに貢献しました。Mission・Vision・Valueを定め、企業としてのIdentityを作る作業は、単に発信内容の制作ということにとどまらず、走り続けてきたスタートアップの足場を固める契機となりました。

この例に見られるようにスタートアップが陥りやすいのが情報の混在です。スピードが要求される時期だからこそ起こる、避けられない現象ではありますが、お客さまに対してどのように自分たちを見てもらうのかを考える＜時＞も必要です。スタートアップは、どういった人々がそのサービスを行っているのかという顔を見せていくことも、ステークホルダーやサービス利用者に対して求められます。

私たちは、その人たちが組織として何を為していきたいのかをヒアリングし、それをベースにブランド戦略を構築、実際の形を作っていくことも行っております。